パピヨンの性格について説明します。
パピヨンは、チワワやシーズーなどの愛玩用の犬種の中では、
もっとも従順で愛想がよい犬種です。
穏やかで人懐っこく、とても遊び好きな性格をしています。
小さなお子さんがいるご家庭でも、安心して飼育することができます。
子どもの良い遊び相手にもなるでしょう。
また、社交性もあります。
散歩にでかけた際には、近所の人や他の犬ともすぐに仲良くなれます。
多頭飼いに適した犬種と言えます。
頭の良さも、パピヨンの特徴です。
ドッグショーなどでは服従競技で毎回大活躍するほどで、
子犬の頃から順調にしつけていけば、
飼い主の言うことをよくきく、利口で飼いやすい犬種です。
パピヨンの性格で、あえて短所を挙げるならば、
一人になるのが苦手、という点があります。
パピヨンにとって家族とは群れにおける仲間のような存在です。
そのため、常に仲間である家族と一緒に行動したがり、
お留守番をさせるなど仲間外れにされると、
非常にストレスを感じやすいです。
パピヨンを飼育する場合は、
一緒にいるときはなるべく相手をしてあげることが大切です。
留守番をさせることが多いような場合は、
できるだけ早い段階から留守番のしつけをしていくようにしましょう。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
パピヨンの特徴について説明します。
パピヨンの特徴といえば、なんといってもあの耳でしょう。
先端に飾り毛がある直立した耳は、
見た目が蝶(パピヨン)に見えることから、犬種名の由来にもなっています。
飾り毛と大きな耳は、非常に優雅で繊細な印象を与えます。
ところが、パピヨンには耳が垂れている個体も少なくありません。
耳が垂れているものはファレン(蛾)と呼ばれています。
実は、パピヨンはスパニエル系統の犬種ですので、
もともとは耳が垂れていたのです。
詳細はわかっていませんが、それが突然変異で耳が立つようになり、
今日のように立ち耳が一般的になったのです。
耳以外にもいくつかの特徴があります。
頭部は丸いアーチ型になっており、
鼻先は短く、また先が細くなっています。
目はアーモンド型で可愛らしい目をしています。
尾にも耳と同様に飾り毛で覆われており、脚は細くて長くなっています。
被毛は長くて量が多いものの、まっすぐにはえているため、
きちんとお手入れをしてあげれば錦糸のような美しい毛づやになります。
このような特徴が、パピヨンの優雅さをより際立たせているんですね。
体つきは華奢で、筋肉質とは言えませんが、
比較的丈夫でバランスの取れた体つきです。
毛色は白地に茶色や黒といった班があるものが一般的ですが、
遺伝の関係から、将来的には全身が白色単色の個体も
増えていくことが予想されています。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
パピヨンの歴史について説明します。
ピンと立った耳が愛らしいパピヨン。
この立ち耳が蝶(パピヨン)に似ていることから、
パピヨンと名付けられました。
原産地はフランス、ベルギー地方となっていますが、
もともとはスペインが原産地のスパニッシュ・ドワーフ・スパニエルに
ルーツがあると考えられています。
パピヨンはその優雅な外見のために、
古くからヨーロッパの上流階級の間で人気の犬種でした。
ポンパドール婦人や、かのマリーアントワネットなど、
当時の貴婦人の肖像画にもパピヨンが数多く描かれています。
16世紀当時のパピヨン人気は相当のものだったようです。
パピヨンはヨーロッパ各国で高価な値段で取引されており、
パピヨンを専門に扱う貿易商人も存在した、とも言われています。
貴族のステイタス・シンボルであったことから、
フランス革命の際には多くの個体が殺害されたという、
悲しい歴史も持っています。
現代では、20世紀以降に人気が再燃しました。
フランスやイギリス、アメリカなどの
ドッグショーに続々と登場するようになったのです。
ところが、この時に出品されていたものは、
現在皆さんが知っているものよりも少し体型が大きかったようです。
パピヨンが現在のような体型になったのは、
その後の品種改良の結果なのです。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
パピヨンの健康チェックの仕方について説明します。
犬は大切な家族の一員ですから、
できるだけ長生きしてほしいものですよね。
しかし、犬は人間のように言葉を話すことができず、また、我慢強いため、
犬の健康状態は飼い主が常にチェックしてあげなければなりません。
特にパピヨンの場合、小型犬ながらも活発で遊び好きという性格のため、
膝や関節などのトラブルが起きやすい犬種となっています。
日常的に犬とコミュニケーションをとったり、
歩き方や様子を観察し、
異常がある場合は少しでも早く察知してあげましょう。
このほか、定期的な健康チェックも必要です。
健康チェックは、便・体温・脈の3項目の確認をします。
便は犬の健康状態を最も反映するものですので、
色や硬さなど、毎回確認するようにしましょう。
体温は肛門から計ります。
パピヨンの平均体温は37度から39度となっています。
1週間に1回や、少し体調が悪そうなときに計るとよいでしょう。
脈は後ろ脚の付け根にある動脈で測ります。
パピヨンの脈拍は1分間に平均70から120回です。
2、3回計測して、平均値で判断します。
この他、毛並みが悪い、目の周辺の毛が茶色く変色している、
食べ物を吐いたり下痢をしたりしている、
といったパピヨンの症状にも気をつけるようにしましょう。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア